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この夏、三省堂書店は本や書店に関心がある全ての読者の方と一緒に考えたい。

特に日頃出版、書店、図書館、流通など、本に関するお仕事をされながらも、

日々課題を感じている方にもぜひご参加いただきたい講座です。

 

これからの本、読者、書店について一緒に考えよう

三省堂書店めくる塾 夏期特別セミナー

この夏、三省堂書店は「めくる塾」を通じて、受講者の方々にひとつ問題提起をしたいと考えています。

昨今読書離れが語られ続けています。確かに街の書店の数が近年大幅に減り続けるなど、生活者の本離れは進んでいるように見えますが、果たして本当にそうなのでしょうか。このままで良いのでしょうか。

 

三省堂書店めくる塾は、全ての生活者の方々に本を通じて学び、人生を豊かなものにしていただきたい、そのお手伝いができるのが書店だと考えています。その「書店の原点」に立ち返り、参加者の皆さまと共に、読書の未来、その先を今一度考えてみたいと思います。

 

このたびめくる塾にお招きした講師の方々は、それぞれ文芸評論家、小説紹介クリエーター、作家、書店主等、それぞれの立場で、さまざまな取り組みをされていらっしゃいます。

それぞれの方々の想いを直接お聞きし、質問し、一緒に考えることができる、またとない機会です。

 

また、この講座は受講者と一緒に作るものです。本や書店に興味関心が高い方々、本に関わる仕事の中で課題感を持っている方々は是非ともご参加いただき、本の未来について一緒に考えてください。特に、出版業界関係者、図書館関係従事者の方々には受講をお勧めします。ここから「本の未来に繋がる新たな何か」を一緒にスタートできるきっかけになればと、三省堂書店めくる塾一同は期待しています。

 

・受講料 各回2200円(税込) 

・3回通しチケット6600円(税込)+通しチケット特典「講座サマリーレポート」

*各会とも、事前にご質問を受け付けいたします。

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第1回
『三宅香帆さんと考えよう 
働いていても本が
読める社会であるためには』

新刊『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』(集英社新書)が話題の三宅香帆様にご登場いただきます。日本の労働者と読書の歴史について振り返りながら、「なぜ今の日本の社会人は本が読めなくなったのか」「働きながら本が読める社会にするためにはどうしたら良いのか」など一緒に考えましょう。本を読める余裕がある社会のあり方、これからの働き方について考えることで、ご自身の読書ライフに新たな気づきが得られることでしょう。 特に本に関わる仕事をされている方にとっては、よりマクロな視点で本と社会に関係を見つめ直すことができる、またとない機会となることでしょう。 進行役:ブックジャーナリスト内田 剛さん 参考図書『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』集英社新書 開催日時7月26日(金) 20時-21時20分 料金2200円

【けんごさん】Peatix-240820.png

第2回
『けんごさんと語ろう 
   読書の楽しみの伝え方』

第2回は、SNSで絶大な人気を誇る小説紹介クリエーターけんごさんにご登場いただきます。短尺で的確に小説の魅力を伝える紹介動画は、幅広い年代層から支持を得ており、それによって重版となった本も多数。 けんごさんが、なぜ本の魅力に取り憑かれるようになったのか。どうして本の魅力を伝えることになったのか。どうやって伝えているか。 現在、けんごさんほど、小説の楽しみを世の中に広く伝える努力をされている方はいないと思います。けんごさんは、ご自身以外にも誰でも小説の魅力を周りの人に伝えて、広げてほしいと常々考えていますが、どうしたらもっと多くの人に読者の喜び方を知っていただけるのか、この永遠とも言えるテーマについて、参加者の方々と語り合っていただきます。 進行役 ブックジャーナリスト内田 剛さん *お二人による最近おすすめの新刊小説もご紹介します。 参考図書『けんごの小説紹介』KADOKAWA 開催日時 8月20日 20時−21時20分 料金2200円

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第3回
『三宅玲子さん&書店主『本屋のない人生なんて−本屋さんトークセッション』

出演者:高久書店 高木久直さん ウィー東條 佐藤友則さん

まるで世の中の流れに逆らうように、新たに本屋を開業し頑張り続けている人たちがいます。街の人たちの生活に寄り添い、愛され、本屋を続けている。 そんな街の本屋さんたちを全国をまわって丹念に取材した本『本屋のない人生なんて』は、今春刊行され、話題となりました。 めくる塾夏の特別セミナー最終回は、三宅玲子さんご自身がファシリテーターとして進行役を務めます。本作で取材した書店主の方数名にご登場いただき、なぜいま本屋を続けているのか、本屋の魅力、これからの新しい街の本屋のあり方などについて語っていただく、トークセッションです。掛川の高久書店、広島県庄原市のウィー東條、それぞれがユニークで魅力的な活動をされており、街の文化を支える存在となっています。その実情や、経営のためのさまざまな工夫、取材時の裏話についてもお話が聞けます。街の書店主の方達から直接お話を聞ける機会はなかなかありません。当日はご参加者方々からのご質問にもお答えします。 参考図書『本屋のない人生なんて』光文社 開催日時 8月23日 20時-21時20分 料金2200円

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